『鯉のぼりの御利益―ふたりの師匠に導かれた芸道』
(東京かわら版新書)
瀧川鯉昇
p6 何分黙っていられるか
p20 静岡大学の工学部は、テレビの父
p37 メニエール症状、歌丸師匠も
p48 私の夢は、太秦に行って斬られ役になること
p62 13人家族の末っ子、逆らわない従順な性格
p73 ロセンが独特
p81 蝠丸兄さん、時代劇の脇役の出演歴
p94 兄は東大教授
p100 静岡は失敗したらすぐに帰って来られる
p101 このころの入門は奉公先を見つけるような感じ
p106 京王プラザホテルでガードマン
p110 柳若、苦労する名前
p113 大家族で育ってきたから、総領弟子になりたかった
p118 昔は新宿の8月中席では、代々の小柳枝がトリ
p119 談志、志ん朝のところでは続かなかった
p122 伸乃介兄さんがタテ前座
p125 俺の生活についてはいっさいしゃべるな
p129 伸乃介兄さん、蝠丸兄さん、伸治兄さん
p132 米朝師匠が二番太鼓
p134 小柳枝は、兄弟子の柳昇、弟弟子の七代目の柳橋と、ここの兄弟弟子が特に仲が悪かった
p150 昭和20年代の終わり頃の入門者は人数が少ない
p153 二つ目の愛橋は、師匠が一番嫌いだった、七代目柳橋の前名柏枝の前の名跡
p154 小平霊園で酒盛
p162 お客様が気が付いてくれるまで腕を磨いていればいい
p164 金馬師匠、インスタント即席みそ汁
p169 談志師匠『南極探検』勝手に持ってったんだけどね
p170 紫陽花のひときわ映ゆる梅雨の雨
p172 名前。昇太が柳昇。瀧川にしたいと言ったら、烈火のごとく
p178 もつ焼屋。お囃子ののりちゃん
p179 打ち上げ、弱い性格
p181 前座時分に会
p189 扇遊兄さん、NHK新人、静岡、昭和28年
p192 まくらは何かの感想じゃなくて、必ずサゲがなきゃいけない
p196 志ん朝師匠に最高に憧れ
p198 圓生師匠を嫌いだと公言、一番いじめられて大嫌いだった三木助師匠
p203 お客様が聴きたい落語をやるのが落語家。全体の役割を鑑みて、10日に一回か二回はやりたい噺をやってもいい
p204 勝五郎が急に酒をやめるのはあるかもしれないけど、善人にがらっと人間が変わるなんていうのは、私はそういう人間をみたことないんですけど、「そこだよ」
p206 圓弥師匠、セリフをちゃんとおぼえなさい
p209 自分のもってるものをこれですって、勝負
p215 クイズダービーの四択
p234 10人で1人だけ笑うような、そういうものを一席の中に、1~2か所入れると気持ちいいぞ
p243 栄馬兄さんは、二番煎じを15分、芸としてすごい
p245 金遊兄さんから、「もういいよ、お前は落語を冒涜してるから」
p263 1900年に亡くなった圓朝。弟子の圓遊師匠という人が、パロディとして改作して「船徳」「野ざらし」
p264 弟子全員の披露目までは何とか頑張りたい
p268 一門を紹介