「日本人はなぜ株で損するのか?」
藤原 敬之
文春新書
7年ぶりぐらいに読んだ。
2011年の京都大学の講義
説明:相手が知りたいと思うことを過不足なく語って相手に理解してもらえないと仕事になりません。
運用成績という容赦のない結果
人事評価の×は、サラリーマンの世界では致命的
長期的な金利低下で国債保有によるメリットを存分に享受できた。
p26 自分で考え自分オリジナルな意見を作る努力を怠らないこと
岡本塾
1時2時まで仕事をして3,4時間寝ただけで朝の七時台にはもう出勤
p30 天職とは24時間その仕事に支配されていても快いと感じること
湯布院の格天井の枡目が経済指標の闇将棋に
p46 プロでもほとんどがマーケットに勝てないのが現実
p55 PERは10~12倍が日本では適正
p76 何か他に全く違うアプローチの方向性、或いは全く別次元からの見方があるのではないか。全く違う上部構造或いは基本構造があるのではないか、という考えを常に持つこと。
p86 道具に過ぎない。学説や思想に固執すると「正しく間違う」ことをやりかねない。
コツは細分化と集中化
p99 徹底的に書く
p132 株価を株価素へと分解する
p155 全モチーフとその意味合い、具体的企業の一覧
p162 株価に適正価格は存在しない。過大評価と過小評価のみ。絶対に思考を止めてはいけない。
網野善彦『日本の歴史をよみなおす』『無縁・公界・楽』『異形の王権』
p215 自分の周りの全ての人間を他者だと認識する。全ての人間を顧客だと思ってしまう。